10.02.2012@
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ルーベンスの本物を観たことがないワタシ。というかエルミタージュの所蔵作品を観たときにも、たしかルーベンスもあったはずなんだけど、まったく覚えていない。
ルーベンスの作品は嫌い。あの肉枕のような女のスタイル。でも、またまた騙されそう。
XAI ルーベンス リヒテンシュタイン美術館
この記事の作品の下には、ルーベンスを扱った作品記事にリンクされているのだけれど、あの肉枕のような女のスタイルも、作品画像が良いので、肉枕が気にならない。あー騙されてると思いつつルーベンスで検索。
リンクされている記事の作品画像と他の記事の作品画像を見比べてみると格段に違う。フェルメールやレンブラントもリンクされている記事はちょっと違う。だからあれ、こんなに素晴らしかった?と感じてしまう。
パンとシュリンクス 1617-19 カッセル州立美術館
ルーベンス&ブリューゲル
パンとシュリンクス 1626 所蔵先が不明
ルーベンス&ブリューゲル
どちらもルーベンスとブリューゲルなんだけど所蔵先が不明の「パンとシュリンクス(パンとシリンクス)」は模写作品があるんだけど、きっとこの作品は個人所蔵に違いないとワタシ。
ステファヌ・マラルメの「牧神の午後」、ドビュッシーの「牧神の午後への前奏曲」でもこの主題は取り上げられているのだけれど、アルテミスに仕えるニンフのシュリンクスは、牧神パンから貞操を守るために、川のニンフの助けで「葦」に変身する。オウィディウスの変身物語が有名。
ルーベンスが好きになったわけではないけれど、「アンドロメダ」、「フォルトゥナ」は良かった。ウィーン美術史美術館の「ヴィーナスの饗宴」は、その記事から騙されるくらいキレイなものを選んでる。
ルーベンスの作品で数あるディアナ。好きではなかったけれど、「水浴のディアナ」はとってもいい。「受胎告知」もルーベンスは少なくても3枚描いている。あれもいい。
サンタクローチェ・イン・ジェルサレンメ教会のルーベンスの祭壇画。聖ドミティラに美しさを感じました。
ワタシも所蔵先不明の「パンとシュリンクス」は、小さい作品画像だけれど、アラが見えないものを選んだワケ。でもブリューゲルの描く風景や鳥は風情があります。カッセル州立美術館の「パンとシュリンクス」はいいと思う。
ルーベンスとブリューゲルの作品は結構あるみたい。
記事 三美神
記事 ブリューゲルとルーべンス 五感の寓意