ロベール・コンバスとポール・デルヴォーという画家を30分くらい前に知ったワタシ。
「remove」のブログオーナーは「草上の昼食」がお好きらしく、何度目かの「草上の昼食」記事をアップしていた。その記事からリンクで、なんとサンローランの宣伝にも「草上の昼食」がパロディで使われていた。またそこのトラックバックでfu−さんのブログに行ったら・・・
サンローランの「オリンピア」からオリジナル、ティツィアーノなどなど最後はこのポール・デルヴォーが花を飾っていたわけです。
「
ロベール・コンバス マネ 草上の朝食」
「
Yves Saint-Laurent Rive Gauche」
ポール・デルヴォー 3作品
「Yves Saint-Laurent Rive Gauche」では、ポール・デルヴォーの「眠れるヴィーナス」(オランピアはティツィアーノのウルビーノ、ジョルジョーネの眠れるヴィーナスと関連しているらしい)をとりあげて、他の2枚はオランピアのように裸体で横たわっている。ポール・デルヴォーのその2枚の絵に同じ人物が描かれていたのをみて、面白いとおもったわけです。
その2枚はほとんど同じように描かれているのですが。
ワタシがご紹介するのは、同じ登場人物が1作品は正面から、もう1枚は後姿というポール・デルヴォーをまずご覧ください。
夜道(1947年) ポール・デルヴォー
エニグマ(謎めいた) ポール・デルヴォー
散歩(1947年) ポール・デルヴォー
よく見ると、上下の作品の女性はスカートの色が残念なことに違っていました。
ではこの次の2枚をみてください。裸の女性と着衣した女性のそれぞれの作品です。
Great Sirens 素晴らしい響き ギリシャ神話のセイレーン(1947年)
The Village of the Mermaids 人魚の村 1942年
半女半鳥の海の精がセイレーンで、下の人魚の村では長いドレスをきているのでマーメイド(人魚)に見えなかった。
なんだかタイトルも意味深でおもしろい。セイレーンとサイレン(響きとしました)が同じ綴りのはず。どっちでもいいのかな?
この2枚の作品はどちらも海が住処の「海の精」です。今度もっとゆっくり探してみようっと。
あとがき
こんなシックな作品が!
「
ポール・デルヴォー 二人の女性 」で1枚の作品が紹介されてます。
こんなかわいい作品が!
「
ポール・デルヴォー ローズのリボン」では3枚の作品が紹介されてます。
さすがです。あの作家からの登場人物が・・・。
ポール・デルヴォー ジュール・ヴェルヌのSFから