なかなか覚えられそうもないナマエ・・・、エマ・チチェスター・クラーク。
前年に出版された雑誌・絵本・イラストレーションブック・ブックカバー、ジャケットのイラストレーションの中から優秀な作品を選出するコンペは、ヴィクトリア&アルバート美術館のBook Illustration Award があります。
この作品「不思議の国のアリス」が、そのコンペに応募したようです。
この場面は第6章で、ブタのおちびさんがいる屋敷の蛙のようなお仕着せ姿の従僕と、書状を手にやってきた魚のフィッシュ従僕。アリスは木陰からこの様子をみているところ。
記事 不思議の国のアリス 第6章
この章で、チェシャ猫が登場する。紹介のリンク先は写真家アニー・リーボヴィッツ、ジョン・テニエル、アーサー・ヒューズほかのイラストがいっぱいです。
ハートのクイーンが首を撥ねろと叫ぶ場面?
とっても難しい記事ですが、いろんなことが書いてあるので読んでみて。
記事
ルイス・キャロル アニー・リーボヴィッツからユークリッドへ
エマ・チチェスター・クラークの絵本には、Book Illustration Award に「不思議の国のアリス」をコンペに選出されたっていうことで、どんなものかと見てみたかっただけ。
他の作品をみると、どちらかというとワタシむきじゃなかった・・・。
その中で、お話は気球に乗って(Bambert's Stories : Princess of Cordoba) は洋書だけど推薦しちゃう。
ラインハルト・ユング(Reinhardt Jung)が著者で、物語は作家のバンベルトが今までに書いた物語を封筒にそれぞれいれて、気球につけて世界中に飛ばすのです。これは物語がいい。
11の物語。
そのなかでスペインの「コルドバのお姫様」が左側。お姫様は結婚相手を決めるところ。この11の物語を読んで、最後にわかる。
あ〜、ワタシ、KAFKA&aleiさんの記事を見過ごせない。
記事 KAFKA
ローレン・チャイルドのクラリス・ビ〜ン リバティがいちばん!?記事 KAFKA
デビッド・マッキー ミスター・ベンの赤い鎧とリバティプリント記事 KAFKA
リバティ プリント ジェーン・レイの童話 Jane Ray at Liberty記事 alei
ブライアン・ワイルドスミス Brian Wildsmithエマ・チチェスター・クラーク(Emma Chichester Clark)の絵本からも、リバティのファブリックのプリントになってる。
しかも絶対趣味じゃない絵本になってる・・・。
クリックしてもらうと絵本の中身がわかるようになってる。この「Eliza and the Moonchild(イライザとムーンチャイルド)」は、地球人と月のの子供のお話。ホント、火星人とかっていうカンジ。
リバティのHPから引用すると・・・
“イライザは筆に紫の絵の具をたっぷりと付け、木々に飛び交う5羽の蝶を描きました。
「気に行った?」とイライザは尋ねました。
「大好き!」とムーンチャイルドは答えました。”
もっといい絵本もたくさんあるんだけど・・・。
エマ・チチェスター・クラークの絵本 作品一覧
そのイライザとムーンチャイルドの会話からリバティプリントができあがったそう。そのプリントのストーリーイラストは
リバティから見てください。
Emma Chichester Clark at Liberty
ファブリックはとっても楽しそうなイメージだけれど?今年は結構、アマカやエリオポールでブラウスとか商品化されているけど。
宝島社のムックでは、柄を選べる付録として、リバティのジップ付きトートが!記事下の商品レビューからどうぞ。
|
コメント:小さな身体の作家が物語りを気球に乗せて世界中へ届けるのだけれど、最後の最後まで読むと、その物語の謎がわからない。洋書だけれどリバティプリントにもなったエマ・チチェスター・クラークの絵も面白いです。子供向けの邦訳は「お話は気球に乗って」です。読んだことあり�
|
|
コメント:児童文学賞受賞の絵本作家たちも活躍しているリバティプリント。エマ・チチェスター・クラーク、デビッド・マッキー、ジェーン・レイの童話、ブライアン・ワイルドスミスが2011年SSで図柄になっています。
|