Self Portrait with Chinese Lanterns 1912
Egon Schiele (1890-1918)
いま札幌では「クリムト、シーレ ウィーン世紀末展 」が開催していて、9月には東京にやってくる。
さっき、以前TBしてもらったサイトの記事が、シーレの絵葉書の下絵をアップ。
その記事「
花の咲いた草原に立つ少女」は、「顔」、「身体」こそ、これまでの栄養失調的な作品のイメージと変わらないですが、醜く描いていないので、シーレの作品にしては見やすいです。
シーレは裕福な坊ちゃまですが、画家を目指したときに、劣悪な環境と劣悪な服を着用していたらしいです。
「Valerie Neuzil」(1912) ヴァリー・ノイツィール
Egon Schiele (1890-1918)
たしかクリムトもこの人描いたことがあるような記憶。シーレの恋人だったけれど、結局良家のお嬢さんと結婚したシーレ。
この作品はシーレらしい構図と顔や肉体だけれど、貧相でもなく汚れてもいなく、そしてそれほど醜くもない。安心してみれる1枚。
シーレの独特な描き方は、まるで病気の皮膚みたいな感じがあるから、あーいうのは好きじゃない。とにかく買いたい、飾りたいという作品が好き。
さきにリンク先の記事を紹介しましたが、そこの記事からリンクしている、「
模様のあるブランケットのうえに横たわる裸の少年」は、わたしにとっても好印象。下半身に木の葉があったりして、これって「アダム」のつもりなのでしょうか。