Adventures in Wonderland
ワタシヲオノミ

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06.12.2009@19:37

セザンヌ主義
JUGEMテーマ:美術鑑賞

なかなか時間がなくてアップできなかった「セザンヌ主義」の画像。
実際にお出かけしたのは4月の初め。

セザンヌに描かれた果実などをメニューにした近隣のカフェやレストラン。
ちょっと馬鹿馬鹿しいな。

たまたまガスケのセザンヌが本棚に眠っていて、横浜美術館から巡回してくることで読んで見ました。

1900年頃のジャ・ド・ブッファン(父親の邸宅)の応接間の写真があり、作品を飾るスペースと調度品の配置などから絵画の装飾はこうでなきゃと思わされました。

アングルという署名のはいった「四季」の絵。この寓意画にはさまれているのが「エヴァヌマン紙を読む画家の父」(セザンヌの父)です。

このアングルと署名されているのが実はセザンヌの悪戯。

KAFKA ポール・セザンヌ 春・夏・秋・冬


アングルという署名のはいった「四季」の絵との詳しい説明があります。

さてさて、「セザンヌ主義」といわれる作風からは見たことない、どちらかといえばかわいい栞のイラスト。そんな作品もたくさんあった。

ワタシがみた「セザンヌ主義」らしいタッチと感じたのは、ケル=グザヴィェ・ルーセルです。ナビ派のルーセルは、ドニとセザンヌを訪ねています。

追記  Die Verwandlung 記事 モーリス・ドニ セザンヌ訪問



Ker-Xavier Roussel  泉、あるいは青春の泉
セザンヌ主義 展示作品


神話ではなく自然崇拝のこの作品は、内容と構成はピエール・ピュヴィス・ド・シャヴァンヌよりと言われています。

そこで、ケル=グザヴィェ・ルーセルの作品に興味を持った。



Paysage mythologique
Ker-Xavier Roussel




Dance of Nymphs
Ker-Xavier Roussel




Enfant devalant la colline
Ker-Xavier Roussel

セザンヌ主義のなかで、セザンヌ自身の作品では、ヴィーナスとキューピッド(ヴィーナスとクピド)に関心を持ったワタシ。



ポール・セザンヌ ヴィーナスとキューピッド
Venus and Cupid Cezanne

たくさん水浴図を描いたセザンヌですが、自然崇拝のセザンヌが神話をテーマにしています。エドガー・ドガが、かつて画商アンブロワーズ・ヴォラールから購入したことがある作品です。

さきほどのKAFKAさんからリンクされているセザンヌの「2枚のオランピア」は、この作品にとても近いものを発見。

ユーモラスに描いているという共通点です。ガスケとセザンヌの会話からは、あまりユーモラスな会話は聞こえてきません。どちらかというと孤高な領域で描いて生きているというイメージ。

ガスケとセザンヌが、ルーブル美術館に出かけたときの会話があります。

---アングルの泉の前で---(引用:岩波文庫 セザンヌ ガスケ著/與謝野文子訳 269p)
「アングルだって、まったくだ、血の気がない。彼はデッサンをしている。プリミティフたちは素描をしていたんだ。(略)ミサ典書の塗り絵を大規模にやっていたんだ。」

決して貶しているのではないのは、読めばわかります。

KAFKAさんの「春・夏・秋・冬」のセザンヌは、きっと線の快楽と肉体をプラトニックに描いたから「アングル」ってサインしたのかな。

この「セザンヌ主義」は、人物画・風景画・静物画の3つのカテゴリーで構成されていました。静物画ではセザンヌの「ふたつの梨」とドニの模写、エミール・ベルナールの「果物皿と水差しのある静物」に、中村彝の「花」がよかった。

プロローグではドニの「セザンヌ訪問」とベルナールの「セザンヌ礼賛」、そしてエピローグではセザンヌの「ドラクロワ礼賛」で締めくくり。

行って、見て、良かったな、と思ったのは、同じような静物画を繰り返し描くセザンヌの作品が、展示も上手かったのか、つまらないと思っていた静物画に興味がもてたこと。とくに「二つの梨」と「花」がきっかけになったワケ。

食わず嫌いなところあるから、ワタシ。

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セザンヌ主義 ふたつの梨 » 06.11.2009 @ 7:40 PM
セザンヌの影響を受けた画家。そしてポール・セザンヌ自身の作品。行って良かった。私
セザンヌ ロココの花瓶 » 06.18.2009 @ 9:19 AM
ワシントン,ナショナルギャラリー所蔵の「ロココの花瓶」は、1876年の作品。 第二帝政時代の版画を模写したものらしいということです。 この花瓶に活けられている多様な花たち。アシンメトリーな活け方が、面白いですね。左の小花が蝶々のよう。 ポール・セザン

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